韓国ドラマが人気になり始めた頃に放送していた「四季シリーズ」をご存知ですか。
「秋の童話」「冬のソナタ」「夏の香り」「春のワルツ」とそれぞれ大ヒットしたドラマばかり。
そんな四季シリーズの中で「秋の童話」の撮影地としても使われた場所が江原道の束草(ソクチョ)にあります。
今やそこはドラマの撮影地としてよりも「イカスンデ(イカの肉詰め)」で有名な場所なんです!
一度食べたらやみつきになる!イカスンデ・アバイスンデをご紹介します。
「秋の童話」の撮影地、アバイ村
江原道束草市(カンウォンド ソクチョ市)外国人観光客のみならず韓国人もたびたび訪れる場所です。
特に夏には全国から人が集まるほどの旅行スポットとしても人気!
そんな束草市の中心部近くにあるアバイ村は「秋の童話」の撮影地としても良く知られています。
秋の童話は、ソン・スンホン、ソン・ヘギョ、ウォンビンという韓国を代表する大物俳優たちが出演したドラマです。
海辺にある小さな街なのですが、アバイ村の近くでは謎のオブジェがお出迎え(笑)
目の前は海水浴場になっており、泳ぐよりは散歩している人をたくさん見かけました。
江原道の海辺は韓国ドラマでもよく撮影で使われるので、ドラマ好きとしてはテンションが上がります。
普段は営業しているのか(?)パンケーキの可愛いフードトラックを発見!
韓国はフードトラックブームでソウルを中心に、トラックでおしゃれな料理を提供するお店がたくさん増えました。
そして海辺には欠かせないカフェもいくつかありました。
2階が民泊になっているタイプのカフェ。
天気が良い日には外の席から海を眺めても気持ちが良さそうです。
アバイ村で一番人気!?のイカスンデ専門店「シンダシン」
それではアバイ村に入ってみましょう!
アバイ村はそこまで大きくないのですが、たくさんのお店がかなり密集しています。
そしてお店のほとんどがイカスンデのお店。
どこに入ろうかと悩んだ結果、向かい合わせに2店舗あった「シンダシン」に行くことにしました。
ちょうど韓国の夏休みシーズンだったので家族連れや旅行客でいっぱいでした。
イカスンデは辛くないので子供から大人まで食べられ、B級グルメとして韓国人に親しまれている料理でもあります。
シンダシンのメニューはこちら
メインメニューはスンデ盛り合わせ25,000ウォン、イカスンデ小13,000ウォン・中25,000ウォン、アバイスンデ小13,000ウォン・中25,000ウォンの3種類。
他にも食事系のメニューがありましたが、ほとんどの方がスンデを注文していました。
私はイカスンデ目当てで行ったのですが、せっかくなのでアバイスンデも一緒に食べられるスンデの盛り合わせ25,000ウォンを注文。
注文すると基本のセットが出てきます。
左上から時計回りにキムチ・カクテキ・白キムチ・生たまねぎ・唐辛子です。
調味料は上からセウジョッ(アミの塩辛)・味噌・醤油でした。
スンデにはアミの塩辛をつけて食べます。
そしてメインのスンデ盛り合わせです!
左がイカスンデ、右がアバイスンデ、そして赤いのはスケトウダラの和え物(甘辛)
25,000ウォンでこの量は高いのか安いのか正直分かりませんが、2人だとお腹いっぱいになるボリュームです。
他のテーブルでは、お酒のおつまみとして食べている人もいました。
一般的なスンデは豚の腸に春雨や野菜等を入れて蒸すのですが、イカスンデは腸の代わりにイカに材料を詰めたもの。
そして食べやすいサイズにスライスしたものをチジミのように両面焼いてあります。
そのままでも美味しいのですが、脂っこいので醤油を付けると食べやすかったです。
写真はありませんが、アバイスンデは臭みもなく食べやすかったです!
(屋台のスンデはたまに生臭さが強いものもあるので。)
普段は臭いの気にならないスンデの野菜炒めやスンデクッ(汁物)などを食べますが、
アバイスンデはスンデがあまり好きではない方にもオススメしたい味です。
特に付け合せのスケトウダラと一緒に食べればやみつきになる事間違いナシ!
是非一度アバイスンデ・イカスンデにチャレンジしてみてくださいね。
余談ですが…
アバイ村からすぐ近くにある中央市場に謎のお土産物を発見!
誰がどう見てももみじ饅頭
名前こそもみじパンとか言ってますが、日本人は騙せません!!!(笑)
ネタにいくつか買いたかったですが、箱売りしかなかったので断念。
いつか中央市場の名物になる日が来ますように…(笑)。
[アクセス] 住所:江原道 束草市 青湖洞 838 営業時間:9:00‐21:00 |